「自分に合った仕事」など、いつまでも見つからない。
なぜなら、彼らは自分に合った仕事を見つけたい、と云うその一方で「自分が分からない」とも言う。
つまり、分からないものによって分からないものを見つけようとしている訳だ。
そんなもの、見つかる道理が無いではないか。
自分と云うものは「わからない」のではなくて、自分と云うものは「ない」のだと、一度思い知らなければダメなのだ。
池田晶子「知ることより考えること」
自分は「ない」のだ、、、、身も蓋もない言い方ですが、人間を70年も続けていると、なるほどねー、、、と頷けます。
この文を読まれている方は恐らく、自分の進むべき方向、自分の本当にやりたいことを求めて悪戦苦闘している方だと思います。
悪戦苦闘の期間が10年で有れ、20年で有れ、それはそれで無駄な事ではなかった、と思うと同時に、新たに考え方、方向性を大きく変えて、「自分と云うものが分からないのではなく、自分というものは「ない」のだ」と、腹を決め、ここから、よじ登るっていくのが結果的に近道になると思います。
今後、何話かにわたってこの難問を紐解いていきたいと思います。



